求愛行動!?~ハシビロコウの恋愛事情


 ハシビロコウの求愛行動でよく言われているのは、クラッタリング(嘴を鳴らす)、首を振りながらお辞儀をし合う、そして巣材(枝や藁)を巣に持ち込む事、などが見られる事です。

飼育係などに愛情を示し、そんな行動をとることもあるので、私たちのような一般人にはどれが求愛行動なのか、それとも友情表現なのか、単なる挨拶なのか、なかなか見極める事が出来ません。


動物園ではオスとメスを違う放飼場で飼育している動物が結構多いですが、(例えば上野で言えば目立ったところでパンダなんかもそうですね。)ハシビロコウもみんな違う放飼場に住んでいます

            ※サーナアサンテはメス同士ですが一緒に居られるのは珍しいとか…しかし2羽はお互い距離を保って生活し、

               近くに寄ろうものなら威嚇し合う

特にオスとメスを一緒にしようものなら、メスがオスにやられてしまいます。

これは発情期で求愛行動とわかれば、飼育係立会いのもと同じ放飼場に入れるのでしょうが

そのタイミングの見極めも難しいようです。

 

この「求愛行動~ハシビロコウの恋愛事情」では、いつもと違う様子を見せた場面をまとめてみました。しかし何度も言うように私たちはただのハシビロコウファン。これが繁殖行動の一部とか、求愛行動とは言い切れません。


2014年10月7日~数日間 シュシュ・ルタンガとサーナの様子。

 

今まだ語り継がれる(どこでだ?笑)「ロミジュリ事件」シュシュ・ルタンガはともかく、サーナの様子が明らかにいつもと違っていました。一度シュシュ・ルタンガに噛みつかれたことがあるのもあって、いつもはどちらかと言うと避け気味ですが、この時はサーナの方から挨拶に向って行きました。未だに「あの時飼育係さんが現れず、シュシュ・ルタンガが第1放飼場に入ってきてしまったらどうなっていたんだろう…」とみんなで話すことがあります。

marigoldrutaはブログで記事にしました。ブログだと新しい記事が上になってしまうので、読みやすいように順番にまとめてみました。ロミジュリ事件の日から数日サーナシュシュ・ルタンガの様子をまとめました。

marigold sky 4より (真面目にレポート版)

10/7
ハシビロコウ版、シェイクスピア悲劇その1 シュシュ・ルタンガが今まで乗った事のない第1放飼場との境目にある高い木に飛び乗ってしまいました。サーナが近づいて行きます…
  ハシビロコウ版、シェイクスピア悲劇その2 シュシュ・ルタンガが第1放飼場に入って来たら大変と、飼育係がシュシュ・ルタンガを木からおろしました。
  きょうのシュシュルタンガ この様子の動画版です。木から降りた後の様子もあります。
2009年5月16日 こんな事件もありました。ハトゥーウェ版ロミジュリ
おはようルタンガより(妄想たっぷりふざけたレポート版)
10/7 不測の事態~序曲 シュシュ・ルタンガが木の上に飛んで行くまでの様子です。
  不測の事態の中、2人(羽)は… 高い木の上のシュシュ・ルタンガと第1放飼場にいるサーナが良い感じです。
  不測の事態の結末 飼育係によって引き離された2人(羽)
10/9 サーナもルタが気になっている?

サーナがシュシュ・ルタンガを気にするようにずっと竹垣の傍をうろうろ

しています。普段はあまりない事

  ついにロミジュリ再演か!?

サーナとシュシュ・ルタンガ竹垣越しにお辞儀とクラッタリング

10/12 ルタンガ&サーナその1

サーナ、そわそわ


ルタンガ&サーナその2

サーナ、うきうき

  ルタンガ&サーナその3

ルタ空振り

  ロミジュリ事件から5日ぐらい経つと、お互い意識することが無くなりました。