~来日した順です~


世界の動物園などの施設で飼育されているハシビロコウ20119月の調べで43羽。

この時点から2013年4月に那須どうぶつ王国(現在は神戸どうぶつ王国に移動)に3羽仲間入り、2014年8月にのいち動物公園の1羽が死亡。2015年3月にのいち動物公園に、2015年5月にめっちゃさわれる動物園に1羽づつ仲間入り。2015年11月には神戸どうぶつ王国とめっちゃさわれる動物園に♀2羽が…現在は49羽ほどの飼育になるのでしょうか。(世界の事情は不明)

うち16羽が日本で会えるのはハシビロコウファンにとって恵まれた環境で、

更に世界最高齢のハシビロコウビルさんがが伊豆シャボテン公園で健在なのは嬉しいかぎりです。


2016月5月31日現在

日本の動物園には5園15羽(♂7♀8)のハシビロコウが飼育されています。

名前の後は(生年月日/出生地)です。

※ しかし彼らは全員が野性下生まれなので生年はまったくの推測です

伊豆シャボテン公園

ビル♂(不明/スーダン)

1973年3月♀のシューと共に来日。

1981年4月28日 シュー♀と一緒に進化生物学研究所から来園。

 

 

日本最高齢のハシビロコウ。おっとりしていてマイペースに暮らしている。



千葉市動物公園

しずか♀ (不明/不明)個体識別no.5 L-黄

1989年10月19日千葉市動物公園へ

 

 

 

 

2004年8月11日と2009年8月7日それぞれ1個づつ無精卵を産んだことがある。

伊豆シャボテン公園のビルさんの次に高齢とみられ、じっとくんに対しては積極的に向っていく。


じっと♂(不明/不明)個体識別no.9 R-赤

2005年7月22日千葉市動物公園へ

 

 

 

 

積極的なしずかさんに対して、一応反応はみせる。



上野動物園

 アサンテ♀(2002.1~2/タンザニア)

2002年11月12日上野動物園へ

識別リングは黄色

 



来園直後の様子をご存知の方から伺った話によるとラテン系の明るいお姉さんだったらしいが、最近は落ち着いた男らしい姐さんという感じ。暑がりで寒がり。


 サーナ♀(2001/タンザニア)

2002年11月12日上野動物園へ

識別リングは青

 



ウットリするほど美しいハシビロコウ。まるでこちらの気持ちを意識しているようにポーズを決めてくれる。

アサンテとは同じ第1放飼場にいるが、以前ほどアサンテから逃げなくなった。


 ミリー♀(2001推定/ザンビア)

2003年8月19日上野動物園へ

識別リングは緑

 



かわいらしいミリー。ビビりだけど、好奇心旺盛。ここ数年、冬にも水浴びを見せてくれる唯一のハシビロコウ


 ハトゥーウェ♂(2001~2002/タンザニア)

2005年7月27日上野動物園へ

識別リングは黄色2本

 

 

 

くちばしが立派で模様もクッキリ。大柄で男らしいハシビロコウだが、アサンテ同様暑がりで寒がり…部屋の中でこもることが多い。飼育係が大好きで他の放飼場にいる飼育係を覗きこんで「来ないかな~」と待っている姿がかわいい。


 シュシュ・ルタンガ♂(不明/不明)

1995年捕獲の個体

繁殖目的の為、ターノ♀と交換でドイツ・ヴァルスローデ鳥類公園からやってくる。

2007年6月21日上野動物園へ

識別リングは赤2本


くちばしがぷっくり、目が大きいシュシュ・ルタンガ。顔の両脇の羽が外はねして、日本でいや世界で一番わかりやすいハシビロコウだと思う。しかし彼の行動は意味不明で笑わせてくれる。



のいち動物公園

 ささ♂(不明/タンザニア)

2010年7月22日高知県立のいち動物公園へ

 

 

 

 

♀として来園したが鑑定結果♂。若鳥らしくまだ目が黄色いとてもイケメンなハシビロコウ。物怖じしないささは、ネットのそば、お客さんが傍に居ても平気。


はるる♀ (2013年~2014年/タンザニア)

2015年3月30日高知県立のいち動物公園へ

 

 

 

 

あどけなさを残し、若くして来日。若鳥らしく目が濃い黄色(オレンジに近い)に見える。首周りには幼鳥の証である、フワフワした羽が残っている。



神戸どうぶつ王国

 アサラト♂(不明/タンザニア)


2013年4月6日那須どうぶつ王国で展示公開、その後2014年10月現在の神戸どうぶつ王国へ

 

 

ボンゴのやんちゃさんに対してちょっぴり落ち着いているアサラト。高い所が大好きで岩山の上の方で動物園の外を覗いている。


 カシシ♀(不明/タンザニア)


2013年4月6日那須どうぶつ王国で展示公開、その後2014年10月現在の神戸どうぶつ王国へ

 


とってもチャーミングなカシシ。上野のミリーに似ている。右側のくちばしが欠けていて、初めは痛々しかったが、見慣れてくると、八重歯っぽくて、可愛らしさを引き出している。


 ボンゴ(不明/タンザニア)


2013年4月6日那須どうぶつ王国で展示公開、その後2014年12月現在の神戸どうぶつ王国へ

 

 

やんちゃ坊主だが、実は人好き!?飼育係の言う事には一応反発するが、毅然とした態度で接するとすぐ折れるところがかわいい。目がまだ黄色く若鳥。


 

マリンバ♀(不明/タンザニア)

 

2015年11月25日に来日

 

アサラト、カシシと同じ放飼場に展示。3羽同時に会えるのは嬉しいが、アサラト、カシシ両先輩に威嚇され、最近展示場屋根の上で避難生活を送っている。



めっちゃさわれる動物園

はっちゃん

 

2015年5月に展示開始

2016年1月1日命名「はっちゃん」

 

 

 

性格はおとなしく、おっとりしている。自由に歩き回るなど行動力はありそうだ。目がまだ黄色に見え、幼鳥の証の茶色っぽい羽も残る。




掛川花鳥園

準備中

 



ここからは過去日本にいたハシビロコウの紹介です。

 

これまで日本で飼育されていて海外へ引っ越した個体は1羽(♀)

恩賜上野動物園

 

ターノ♀(不明/不明)

 

2003年8月19日上野動物園へ

20076月、ドイツのヴァルスローデ鳥類公園に発つ。

2年弱をヴァルスローデで過ごす。

2009年2月ヴッパータール動物園に移動、現在に至る。

 

他の♀より大柄で細面、威厳に満ちた上野最強の♀。

お客さんにちょっかいを出されても決して威嚇せず、泰然としていた。

サーナとアサンテには厳しかったが、最弱のミリーは

比較的大目にみていた。後で来たハトゥーウェとは何度も戦闘し

(さすがに一勝もしていない)、生傷の絶えない女帝であった。


上野で装着した銀環と黒環を、今でもしっかり身に着けている。(2015年4月現在)


そる様より、画像とターノ情報いただきました。どうもありがとうございました。



めっちゃさわれる動物園

 

♀(不明/タンザニア)

 

2015年11月25日来日

2016年4月韓国へ…



残念ながら亡くなってしまった個体です。

伊豆シャボテン公園

シュー(不明/スーダン)

1973年3月♂のビルと共に来日。

1981年4月28日 ビル♂と一緒に進化生物学研究所から来園。

 

 

伊豆シャボテン公園に来た最初の冬、寒さで越せず死亡。ビル♂との間で卵を産むことはなかったが、つがいで仲良く一緒にすごしていたらしい。



長崎バイオパーク

ピロリン(性別不明)

1998年4月~1999年2月

 

 

 

 

動物輸入業者から預かり個体として入園。ペアで輸入したが、1羽が輸送中に死亡してしまったため買い手が見つからず、長崎バイオパークで飼育。輸入国は不明。恐らく野生からの捕獲個体。死因の記録も無し。ピロリンの記事はこちら



千葉市動物公園


no.1

1985年4月6日千葉市動物公園、開園時にウガンダより来園。1986年9月11日死亡。

現在、千葉市動物公園内、動物科学館2Fに剥製となり活躍中。


no.2 R-赤

1989年10月19日来園。2002年2月7日死亡。

現在、我孫子市鳥の博物館にて剥製で活躍中。

尚、日本で唯一、骨格標本にもなっている。こちらも我孫子市鳥の博物館所有だが一般公開はしていない


no.3 L-黒

1989年10月19日来園。1994年10月21日死亡。


no.4 R-緑

1989年10月19日来園。1997年1月18日死亡。


no.6 リングなし♀(不明/不明)

1997年10月28日来園 。2009年12月19日死亡。

 

 



no.7 L-緑 名無♀(不明/ザンビア)

1997年10月28日来園 。2002年3月21日死亡。

公益財団法人山階鳥類研究所のHPの標本データベースで画像を見ることが出来ます。

 


 


no.8 L-白

2005年7月22日来園。2006年10月13日死亡。



恩賜上野動物園

 

ボワナ

 

1999年(推定)タンザニアに生まれる

2002年11月12日上野動物園へ

2004年2月23日細菌感染症で死亡

高山景司様より画像を提供いただきました。どうもありがとうございます。



のいち動物公園

とと

 

2010年7月22日高知県立のいち動物公園へ

 

 

 

共に来日したささ♂と違ってやや神経質なとと

慣れた飼育係には、いつまでもクラッタリングでお札を続ける律儀なところも。2014年8月10日台風の夜でした…病死




我孫子市鳥の博物館

 

剥製♀


千葉市動物公園で飼育されていた個体

2002年2月7日死亡、同年8月に剥製にして我孫子市鳥の博物館へ

骨格標本

 

上の剥製の骨格標本(両取り個体)

骨格標本は常設しておらず「骨格展」などのイベントでしかあえないが、それでも会いたい方は「ハシビロコウに会える動物園」の番外編に会う方法がありますので

お読みください。

また2013年「鳥の骨展」の様子はこちらこちらにあります


剥製

 

1994年ザンビアで採取された個体を剥製にしたもので、博物館3階の常設展で展示されています。

個人所蔵の剥製で日本の動物園での飼育期間は

ない。